よくある質問

Q:すぐに歯が入る治療はありますか?
A:はい、条件が合えば「すぐに歯が入る治療」はあります。ただし、“誰でも・必ず”できるわけではありません。

すぐに歯が入る主な治療方法

① 治療用の入れ歯(即日〜数日)

最も多くの方に対応しやすい方法です。

• 抜歯当日、または短期間で装着可能
• 見た目と最低限の噛む機能を早期に回復
• 外科手術は不要

特徴

• あくまで「仮の入れ歯(治療用)」
• 歯ぐきや骨の変化に合わせて調整を重ねる
• 最終的な入れ歯や他の治療への“つなぎ”として使うことが多い

「すぐ困らない」ことを最優先する場合に有効です。

② 抜歯即時インプラント(仮歯付き)

抜歯と同時にインプラントを入れ、その日のうちに仮歯を装着する方法です。

可能な条件(重要)

• 骨の量・質が十分
• 感染がない
• 噛み合わせの力が強すぎない
• 全身状態が安定している

注意点

• すべての方に適応できるわけではない
• 見た目重視の仮歯で、強く噛むことは不可
• 精密な診断と経験が必要

「即時に歯が入る=すぐ何でも噛める」ではありません。

③ 即時荷重インプラント(条件付き)

インプラントを入れた直後から、ある程度使える仮歯を装着する方法です。

• 複数本のインプラントを連結する
• 噛み合わせを厳密に管理する

など、高度な治療計画が前提となります。

注意点

• 適応条件が非常に限られる
• 失敗時のリスクが大きい
• 長期安定を最優先する場合は慎重な判断が必要

④ ブリッジ(条件次第)

両隣の歯が健康であれば、比較的早く歯を入れられる場合があります。

ただし、

• 健康な歯を削る必要がある
• 将来的な負担が大きくなる

という点から、現在は慎重に検討されることが多い治療です。

「すぐ入る治療」で必ず確認すべき注意点

① 早さと安全性はトレードオフ

早く歯を入れるほど、

• トラブル時のリカバリーが難しい
• 長期安定性が下がる

ことがあります。「早い=良い治療」ではありません。

② 仮歯と最終的な歯は別物

• すぐ入る歯 → 仮歯・治療用
• 時間をかけて作る歯 → 最終補綴

見た目や噛み心地は、最終的な歯で仕上げていくのが基本です。

③ 状態によっては「待つ」ことが最善

骨や歯ぐきが安定するのを待った方が、

• 長持ちする
• 痛みやトラブルが少ない

結果になるケースも多くあります。

まとめ(ここが重要です)

すぐに歯が入る治療は「あります」

ただし、
・条件がある
・仮歯であることが多い
・長期的な安全性とのバランスが重要

大切なのは、
「今日歯が入るか」ではなく「数年後も安心して使えているか」
という視点です。

まずは、

• 何を一番困っているのか(見た目・食事・仕事)
• どこまでの即時性を求めるのか

を整理したうえで、ご自身にとって現実的で安全な選択肢を一緒に検討することをおすすめします。

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