入れ歯の症例1|70代 男性

患者さんの概要

年齢・性別:74歳 男性

主訴(来院時のお悩み):上の義歯が安定せず、しっかり噛めない。食べ物を飲み込む際にむせることがある。
下の義歯は着脱が困難になったため、8年前から使用していない。前歯中心での咀嚼が続いた結果、顔の下半分が歪んできた気がする。

治療の流れ

1.初診・精密検査

歯周病・う蝕の状態を確認するとともに、咬合状態の詳細な診査を実施しました。

2.治療用義歯の作製(使用期間:約8か月)

実際に使いながら細かな調整を繰り返し、噛み合わせ・発音・審美性を段階的に確認。患者さんのご希望により、下顎は総義歯形態のオーバーデンチャー(残根を活用した義歯)として設計しました。

3.口腔内の総合治療

歯周病治療・う蝕処置・根管治療を並行して実施。1本は抜歯が必要でしたが、残存歯2本は歯周組織に問題がなかったため、根管治療後に義歯の支台として保存しました。

4.最終義歯の完成

治療用義歯の使用期間中に蓄積したデータと調整結果をもとに、本義歯を製作・装着しました。

治療期間

約1年2か月(治療用義歯の使用期間を含む)

費用の目安

・ 治療用義歯:550,000円(自費)

・ 本義歯:550,000円(自費)

・ 並行治療(根管治療):55,000円×2本

費用は症例・状態により異なります。

考えられるリスク・副作用

・ 装着当初は違和感を覚えることがあります。

・ 噛み合わせの経過に合わせて、定期的な調整が必要になる場合があります。

・ 歯周病・う蝕の進行状況によっては、治療期間が変動することがあります。

医師コメント

部分義歯から総義歯への移行という大きな変化でしたが、吸着力が十分に得られ、患者さんにご満足いただけました。気になっておられた口元の歪みも義歯装着後に改善し、ほうれい線や目元のシワが和らいだとのお声もいただいています。

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